近代日本のいしづえを築いた一人であるE.S.モースは、

古き日本の姿が失われるのを悼み、残された様々な資料や民具の収集家としても知られています。

E.S.モースの残した足跡を一緒に学び、たどってみませんか。

モース研究会は、モース来日100周年にあたる1978年11月18日に創立しました。

本会はモース博士の知的好奇心を学び、自然の恵沢を大切に生かしつつ、歴史と科学的調査・研究・実践をとおして文化の向上と国際親善に寄与する団体です。

モース博士ゆかりの地である江の島で、博士を顕彰する記念碑の保存運動を行い、博士の功績を称える式典や講演を行い、モース博士の研究を続けるという活動を行っています。

 

2022年には新型コロナ感染がなかなか収束しない中、江の島モース祭を3年ぶりに開催し、片瀬市民祭りシンポジウムに参加、また市民活動見本まつりに出展するなどささやかながらも活動をしてまいりました。さらには準会員を新たに設け、オンラインで準会員を交えての例会を行うことができました。

 

2023年度も引き続き、オンラインでの月例会の開催、江の島モース例会さらには東京江戸民具街道他の見学ツアーなど様々な活動を行ってまいります。

 

2023年5月には、当研究会の会報「モース研究 第32号」を発行しました。

申し込みをすれば正会員、準会員以外の方でも閲覧できます。 

座談会「海洋生物学者・昭和天皇」

第37回江の島モース祭第2部公開講演会の中から座談会「海洋生物学者・昭和天皇」

昭和天皇は海洋生物のご研究のため江ノ島水族館を9度も訪問されました。

第2代館長でないと語れない昭和天皇の海洋生物学者としての一面をのぞくことができます。

登壇者:左から広海十朗(モース研究会会長)、廣崎芳次(元江ノ島水族館長)、星元紀(モース研究会理事)

座談会「もう一人のモース博士」

第37回江の島モース祭第2部公開講演会の中から座談会「もう一人のモース博士」

エドワード・S・モース博士のほかにアメリカ人の海洋生物学者のモース博士がおります。

エドワード・S・モース博士と同じように、アメリカと日本の懸け橋になりたいと考え、

モース基金を設立し、日米の海洋生物の研究者の交換留学制度を進めています。

登壇者:左から広海十朗(モース研究会会長)、星元紀(モース研究会理事)

座談会「海洋生物学者・昭和天皇」

座談会「海洋生物学者・昭和天皇」のライブトーク

江の島水族館2代目館長の廣崎芳次博士が語る海洋生物学者としての昭和天皇。

モース研究会報・第31号の特別寄稿「函館の仲間3名から」を非会員には実費でお配りしています。
ただし、非会員であっても本研究会宛申し込みを済ませた方は無償で最新号(PDF)は閲覧できます。

詳細についてはホームページの「モース研究会出版物」をご覧ください。

バックナンバー(第30号から創刊号)のうち、現在第3号まで無料にて閲覧可能です(PDF版、JPG版ともに。ただし第30号はPDF版のみ)。第4号以降はPDF版のみ掲載します。

            

モース研究会出版物(無料公開中)

片瀬地区ふれあいまつり シンポジウムに参加しました。

モース研究会が2022年10月22日(土曜日)片瀬 地区ふれあい まつり シンポジウムに参加しました。
会場は片瀬公民館(ホール)、シンポジウムは午後1時から4時まであります。

シンポジウムの統一テーマは「片瀬・江の島まるごと博物館への誘い」です。

基調講演として「片瀬・江の島まるごと博物館への期待」を広海会員が、

特別講演として「昭和天皇と相模湾の生き物」を廣崎名誉会長が発表しました。

  

モース研究会入会のご案内

申し込みリンクはこちら

  

「モース博士と自然豊かな江の島」の講座が開催されました!

“モース博士”といえば、大森貝塚の発掘者として有名ですが、元来は動物学者です。

明治10(1877)年に東京大学の理学部の初代動物学教授として、日本に近代的な動物学をもたらしました。

また、江の島に日本初の"臨海実験所"を設け、シャミセンガイなど腕足動物の研究をしましたが、このことはあまり知られてはいません。
そこで本講座では、海洋生物の生態に詳しい講師が、江の島の自然をはじめ、モース博士と江の島との関わりや

「なぜ江の島だったのか?」「臨海実験所とは?」「相模湾の海洋生物とは?」などの疑問ついて詳しく学びます。
さらに、日本大学のリニューアルしたばかりの博物館の見学も行う予定です。

教職員を対象に学校での教育活動を主な目的とした研修ですが、市民の方も参加できます。


【 日  時 】 令和元年12月26日(木) 午前9時30分~正午
【 場  所 】 日本大学生物資源科学部・博物館

【 講  師 】 日本大学特任教授 廣海十朗
【 集  合 】 午前9時 六会日大前駅(小田急線) 西口バスロータリー付近 
【 解  散 】 日本大学生物資源科学部・博物館
【 持  ち 物 】 メモ帳 カメラ(必要な方) 

【 募集人数 】 20人(先着順。定員に達し次第、締め切らせていただきます。)       
【 申込方法 】 藤沢市教育文化センターへ直接電話かFAXにてお申込みください
                             TEL:50-8300/FAX:82-4764
【 申込期間 】   令和元年12月4日(水)~令和元年12月20日(金)
        平日 午前8時30分~午後5時
【 主  催 】 藤沢市教育委員会
 ※荒天等で講座を中止する場合は、藤沢市教育文化センターホームページに記載します。

モース研究会が2019年10月27日(日曜日)第42回片瀬地区ふれあいまつりに参加

『皆さん、モース博士と言えば大森貝塚ではなく、江の島臨海実験所ですよ!』をテーマにして、昨年に続き今年も江の島に近い片瀬公民館祭りに参加しました。

 

内容:①紙芝居「モース物語り」10時~10:30 秋澤会員

子ども向けマジックショー 10:30~11時 小野会員

ミニ講座「モースと江の島」11時~11:30、広海先生

④特設ブースの展示物(10時~11:30)

 

 

広海先生のお話しを聞けばモース博士が研究したシャミセンガイのことが良く分かります。小野会員のマジックショーは親子連れに大好評でした!秋澤会員のモース博士紙芝居ではモース博士の両手書きを披露しました。

  

2017年9月に開催された「生き物文化誌学会 / 江の島モース例会」の模様を、スライドショーで御紹介します。

  

モースの両手書きデモ|片瀬しおさい祭りにて